2002年当時まったく興味を持っていなかったサッカーに何故私が興味を持ち、イタリアのサッカーを観るようになったかといういきさつみたいなものは、2006年にイタリア代表への感謝とともに書き付けた記憶があります。
キッカケになった◆WCCFというアーケードゲームでは当時イタリアセリエAのチームしかカードがなくて、それでもビッグクラブからプロビンチアまで様々な選手を入手次第自分が監督するチームで使うことができるという魅力的なゲームでした(今はすっかり離れていますが…)。あっという間に虜になって、これらの選手たちの現実に興味が沸くのもあっという間でした。実際の試合をTVで観て、最初に印象深く残ったのは、ミランの真ん中、ピルロガットゥーゾでした。2006年のドイツ大会では、勝手な思い込みですが、それまでのいろいろな想いが報われたような気がして、イタリア代表に感謝せずにいられませんでした。
今朝の試合はピルロの偉大さを改めて知った試合だと感じました。ピッチが見えている選手がひとりでも入ればこんなに違うのかと、後半は少し希望を持って応援していたのですが、イタリアが得意といわれる守備ができていませんでした。最後の守りはキーパーとセンターバックの意思疎通ができているかどうかで大分違うと思うのです。そういう意味でブッフォンさえいなくなってしまったカンナヴァーロが少しかわいそうでした。ネスタはどんな気持ちで試合を観たかなぁ、と考えてしまうのは意地悪でしょうか。
気を取り直して観た日本代表はホントにブラヴォーでした。どこかのチームにせめてコレぐらい走ってくれたらよかったのにと何度も思ったものです。
FIFA公式(英語)