去年末から依頼されたイラストの仕事の〆切が3月末。で、なんとなく忙しく過ごしていたら日記を書いていませんでした。そうこうしているうちに「あの日」をまたいでしまい、仕事が済んでも何もなかったかのように日記を書くことができないなぁと考えていたらもう2011年の半分くらいになってしまっていました。

福島の、あの双葉町のゲートをくぐったことがあります。ほんのこの何年か前の話です。松川浦で美味しいお刺身とカキを食べたあとのことだったと思います。楢葉町の道の駅でお味噌を買いました。近くにサッカー日本代表の合宿場(Jヴィレッジ)があり、そこで出されていたお味噌で、南アフリカにも持っていかれたものだそうです。ウチに帰ってからお味噌汁にして食べたら美味しかったです。また購入したくてネットで調べましたが、詳しくは出てきませんでした。食堂で出しているトルシエ監督が命名したという「マミ〜すいとん」という名前がなんとも間抜けで笑いました。それから、そこには温泉があったんですけれども、そのときは時間がなくて「今度は入りましょうね」なんて話したこともありました。それも私が生きているうちには叶わないでしょう。

「あの日」から他にもつらい現実が多くありますが、私にとってはこれらのことが今でも繰り返し繰り返し思い出され、なんというか、それがただただ悲しいのです。

道の駅ならは